長い間麻薬の原料となるケシ栽培が行われていたタイ北部の山岳地域 に、1970 年代コーヒー栽培が導入されました。しかし、力の弱い小規模生産者は、村まで買い付けに来る仲買業者に依存しており、安い値段で売らざるを得なかったのです。
わかちあいプロジェクトは、村の人たちの自立支援として1997 年からこの地域の山岳農民と関わってきましたが、今なお貧困と麻薬中毒が深刻です。97 年末には村に生産協同組合もでき、98年9月にはFLO にも生産者登録をしました。いまでは良質のコーヒー豆を栽培できるようになりました。
わかちあいプロジェクトの支援で始まったタイ山岳民のコーヒーの輸出は、その後毎年、順調に輸出を伸ばし、アメリカ、ヨーロッパ、日本およびタイ国内向けに2005 年は約60 トンに達しました。
2007年1月現在、組合のメンバーは200人に増え、20の村から150トンが集荷される予定です。
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