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フィリピン山岳民コーヒー発売中(2011.6.14)

日本での快適な生活から飛び出して、世界の果てに理想郷を見出した人がいる!その驚きの生活スタイルを紹介する人気シリーズ第5弾!

リポーターのスマイリー・キクチさんとディレクターの中山さん(左端)_
    笑いの絶えない楽しい取材旅行でした。

反町さんのブログ
http://cordillera.exblog.jp/

【フィリピン共和国・バギア】
リポーター:スマイリーキクチ
首都マニラから250km離れた標高1500mの山岳地域の街バギアに住み、3人の子を育てるシングルマザー・反町真理子さん(49歳)。山岳地帯の村をコーヒーの名産地にしようと使命感に燃える“村おこしの女神”。フィリピン国内の30ヶ所以上の村からオファーがあり、コーヒーの木を植えることで、山の自然を残したまま現金収入を得る方法を教える。
少しでも成長期の子供たちと一緒にいたいとは思っているが、バスで10時間離れた村に風呂もない状態でしばらく滞在することも頻繁。男性である調査員・スマイリーキクチにとっても、決して快適でない過酷なステイ先。自給自足で現金を必要としない物々交換の社会に、「すべての村が理想郷」という女神が地道に農作業を伝授することの意味とは?


   ★焙煎コーヒー250g 800円                    Kapi Tako専用注文ビラ
   ★ 生豆50kg 52000円(送料込)+消費税2600円 (2013年から値上げしています)


昨年から準備していましたフィリピン、バギオを中心として活動する環境NGO、コーディリエラ・グリーン・ネットワークの活動地域の山岳民のコーヒーが日本に届きました。


コーディリエラ・グリーン・ネットワークは、フィリピンのルソン島北部のコーディリエラといわれる山岳地方の中心・バギオ市に拠点を置く、環境NGOです。山岳地方の先住民族の生活改善のために働きたいという熱意あるフィリピン人と、山岳地方の暮らしの改善には環境保全が大切だと考えた日本人によって、2001年に活動を始めました。
先住民たちが森林をはじめとする豊かな自然資源を自分たちの手によって維持し、自然と共生した持続可能な暮らしを実現するためのお手伝いをしています。
コーディリエラ・グリーン・ネットワークはフィリピンの法律によって2001年より非政府団体(NGO)として法人登録しています

フィリピン山岳民族のコーヒー
KAPI TAKO(カピ・タコ)

※KAPI TAKOとは、山岳民族のひとつ、カンカナイ族の言葉で「コーヒーを飲みましょう」という意味です。

KAPI TAKOコーヒーは、ルソン島北部山岳地方の先住民族たちが、
森林保全と収入向上のために栽培しているアラビカ・コーヒーです。

〈KAPI TAKOコーヒーは、どこで作られているの?〉
KAPI TAKOコーヒーは、フィリピン共和国のルソン島の北部に位置するコーディリエラ(Cordillera)と呼ばれる山岳地域で栽培されたものです。コーディリエラ地方には標高2000メートル級の山々が連なり、1年で最も寒い1月には5度くらいまで気温が下がることもあります。金をはじめとする鉱物資源に恵まれているだけでなく、ルソン島北部の穀倉地域に水を供給する13河川の水源でもあります。山々は松林が豊富で、日本の皆さんが想像する“南国フィリピン”とはだいぶ感じが違うかもしれません。
  コーディリエラ地方には13の山岳民族(先住民族)が暮らしています。それぞれ独特の伝統文化を今も伝えていて、土着の精霊信仰とキリスト教を同時に信仰しています。今も、古来の伝統に則った暮らしを維持しているコミュニティも残っています。

〈どうして山岳民族の人たちはコーヒーを作っているの?〉
  険しい山々にあるコーディリエラ地方の開発は遅れていて、いまも電気や車の通れる道路のない村がたくさんあります。しかし、一部では、人々は収入を得るために森林を野菜畑に転換してきました。近年、その範囲は急速に広がりつつあり、2005年から2008年の3年間に失われた森林は950ヘクタールに上るそうです。その影響で、乾季の水不足などの問題も浮上しています。
  コーディリエラ地方に暮らす山岳民族の人たちは昔からコーヒーを栽培して来ました。しかし、家族が飲むために庭に数本のコーヒーの木を栽培するにとどまっていました。森林破壊が山岳民族の人たちの暮らしを脅かし始めたとき、人々は野菜栽培に代わる収入源として、アラビカ・コーヒーのアグロフォレストリー(森林農法)栽培を始めました。アグロフォレストリー栽培では、他の木と一緒にコーヒーの木を植え、またコーヒーの根元にも根菜などを栽培します。森林が焼失してしまった地域に植林して環境を改善すると同時に、山岳民族の人たちはコーヒー豆などの販売から収入を得ることができるわけです。

〈KAPI TAKOコーヒーを栽培しているのは誰?〉
  コーディリエラ地方には6つの州があります。コーヒー栽培では、カリンガ州のルブスタ・コーヒーの栽培とベンゲット州のバラコ・コーヒー(リベリカ種)の栽培が以前から行なわれてきました。最近はコーディリエラ地方がアラビカ・コーヒーの栽培に適していると、農業省などが栽培技術の指導や苗木の配布をはじめ、ベンゲット州を中心にたくさんの農家がアラビカ・コーヒーの栽培を始めています。
  ベンゲット州のキブガン町とツブライ町では、フィリピン政府の一村一品運動(One Town One Product=OTOP)でコーヒーを選び、町の特産物にしようという運動も起こっています。
  KAPI TAKOコーヒーは、このキブガン町とツブライ町、そしてお隣のアトック町のコーヒー農家の人たちが心を込めて作ったコーヒーです。

〈KAPI TAKOコーヒーの日本へのフェアトレードをすすめているのは誰なの?〉
苗木作りからフェアトレード販売にいたるまでの指導を行なっているのは、コーディリエラ地方の中心・バギオ市を拠点とする環境NGO「コーディリエラ・グリーン・ネットワークCordillera Green Network(CGN)」です。ベンゲット州国立大学(BSU)、農業省、他のNGOなどと協力しあって、森林破壊を食い止め、アラビカ・コーヒーの栽培によって農家の人が適正な収入を得られるように活動しています。
コーディリエラ・グリーン・ネットワークは、これまでにベンゲット州のキブガン町、ツブライ町、カバヤン町、マウンテン州のバーリグ町、イフガオ州のフンドアン町、マヨヤオ町で、アラビカ・コーヒーのアグロフォレストリー事業を行なってきました。
今後はフェアトレード認証の取得に向け、農民組合の組織化、環境整備、木酢(モクサク)液を使った有機栽培による栽培技術の向上、フィリピン国内市場の開拓などに努めていく予定です。

SAGPAT YOUNG FARMERS ORGANIZATION INC.(SYFOI)
サグパット・ヤング・ファーマーズ・オーガニゼーション

(ベンゲット州キブガン町サグパット村)

 サグパット・ヤング・ファーマーズ・オーガニゼーション(SYFOI)は、2004年12月13日に現町長のベニート・シアット氏がリーダーシップを取り18人の農民メンバーによって結成されました。
  この団体はシアット氏が、(キブガン町の主な農産物である)サヨテ(はやとうり)に変わる農産物の生産に農民達に挑戦してもらおうと結成を呼びかけたものです。若い農民たちが先頭に立って、積極的にオーガニゼーションを率いています。サヨテに変わる農産物としてあがっているのは、コーヒー、かんきつ類、切り花、養蜂です。

 SYFOIの目標は以下のように掲げられています。
1. メンバー間の協調とよりよい労働関係を築きます。
2. メンバーのリーダーシップ能力を伸ばすためのトレーニングを行ないます。
3. 関連した無料講習会、メンバーの役に立つ適正技術、政府系、及び非政府系の団体からのサポートを可能とするために活動すします。

 SYFOIは、若い世代がリーダーとして育っていくために組織の役員を務め、年配のメンバーはアドバイサーとして参加して来ました。2005年1月28日、団体は労働雇用省に登録し、キブガン町政府によって認証を受けました。
  現在、SYFOIはいくつもの政府のプログラムや活動に参加しており、新しい農業技術を学ぶことができています。SYFOIはまた、メンバーの農民たちが農産物を持ち寄る流通センターとしての役割も果たしており、特にコーヒーに関してはメンバーから集荷し適切なマーケットに販売してきました。
  結果、現在ではアラビカ・コーヒーを栽培する96名の農民が、SYFOIに参加しています。

〈過去に実施したプロジェクト〉
1.2004年12月までに、コーディリエラ・グリーン・ネットワークCordillera Green Networkとパートナーを組み、コーヒー、アルノス、カリエンドラの苗木を植える森林再生事業を実施(予算6万ペソ)。

2.2007年、先住民族委員会とキブガン町政府とパートナーシップを組み、Kibungan Ancestral Domain for environmental and Socio- Economic Development Program(キブガンの環境と社会経済開発のための先住民族所有地プログラム)を実施(予算160,922ペソ)を実施。コーヒー、柑橘類栽培と苗木場作りを行なった。

3.2010年、キブガン町政府の援助により、コーヒーの苗木場を拡張(予算30,000ペソ)

4.2010年、キブガン町政府の力添えにより、Philippine Coffee Board-PGAM(フィリピンコーヒー委員会)の援助で、コーヒーのための384袋の有機肥料の支給を受ける。

5. キブガン町政府を通し、農業省が堆肥作りのためのシュレッダー機・1機の支給を受ける。

〈今後行ないたいプロジェクト〉
1. コーヒー集荷センターの建設
2. 収穫後のコーヒー加工の機材導入
3. 有機栽培の技術取得
4. アンスリウム(園芸植物)栽培
5. 養蜂
6. 柑橘類の栽培